転職の面接で採用したくなる人物像

転職の面接で採用したくなる人物像はある

転職の面接の際、面接担当者が採用したくなる人ってどんな人でしょうか。
業界の特質もありますが、共通している部分をご紹介します。

チーム中心の活動ができる人

一般的に企業で働くということは、一人で何もかもやるという形をとることはありません。
会社の人たちと相談しながら業務を進めていくことが一般的です。
報連相をしっかりできる人。
報告を遅滞なく行い、連絡を密にして自分のやっていることを会社に示し、なにかあればちゃんと相談する人。
こんな人が求められています。
結果的に、仕事ができる一人狼の人は企業としては使いづらいと言われています。

さらに言えば、どれほど輝かしい実績がある転職者でも、それが自分一人でできたことではないと自覚している人です。
周りの人に助けてもらって、素晴らしい結果を残せたと心から思っている人は、企業として採用したくなる人です。

自分で行動できる人

指示を受けるまで何もできないような人は、企業として採用はしません。
ただ、これが履歴書や面接で判断できるかというと、そうでもないようです。
逆に言えば、指示待ち人間ではないという部分をアピールできれば面接担当者の興味を引くことができるということです。
会社の方針変更を受け、自分なりに考え行動した結果の成功談などもよいのではないでしょうか。

人柄がいい人

中途採用者の採用の目的は、急な欠員補充も多いもの。
転職先の既存のチームに配属される予定があると、そのチームと転職者の相性なども判断材料になります。
相手がいることなので、どうふるまっていいかは予測できません。
でも、概ね人当たりがいい人が無難なので採用される傾向があります。
逆に、個性的な人はこういった場合は出たとこ勝負になります。
自分をどちらで押すかはお任せします。

精神的な強さ

キャリアによっては、いきなりチームの頭として採用されることもあります。
ここで大切なことはメンタルの強さ。
ある程度の年齢の転職なら、自分がどれほどの地位を希望してその責任を全うできるかを自己分析しておきましょう。
いきなり管理職はどうですか？と言われても慌てず対応できるようにしておきます。

素直な人

素直な人は転職者であっても会社にしっかり貢献してくる人である、というのが一般的な面接担当者の意見です。
分からないことは周りの人に素直に相談できる人。
自分にできないことがあると他の人に助けを求めることができる人。
なぜか周りからサポートしてもらえる状況をつくれる人。
そういう人が素直な人と呼ばれる人です。
周りの人に愛される人というのが企業が求める人材なのです。