現場監督の転職は大規模修繕工事の監督がお勧め
現場監督というと、長時間労働で休みもほとんど無く例え休みがあっても書類作成などに追われる。
まさに絵にかいたようなきつい仕事です。
特に新築工事の大きな建物を担当している人は、体力の限界まで削られています。
年収ももちろんそれなりにいただけるとこも多いのですが、満足のいく個人的な生活が出来ている人はまれなのではないでしょうか?
多くの人がものづくりというものに憧れて業界に入社するも、体力が持たずに体を壊してしまう人も多いと聞きます。
夢破れてしまうようです。
もちろん所属する企業の体質にもよりしますが、現場では縦割り社会なので先輩が残業している限りかえることができなかったり、勤務時間外であれ仕事を頼まれることも普通です。
大規模修繕工事の監督
大規模修繕工事の監督は、実は体力的に新築の監督より体力的に負担が少ないと言われています。
仕事は、現在ある建物の修繕で、居住者が住んでいるところで仕事をするので、はなはだしい残業はありません。
基本的に職人が帰れば、翌日の段取りをすれば自分も帰ることが出来るのが普通です。
仕事は基本的には、作業員の管理。
工程を確認しながら現場巡回を一日数回行い、日々の書類作成や整理が一般的です。
現場監督以外の仕事がある
大規模修繕工事は、マンションの管理組合が発注者のため、常に住んでいる人のことを考えながら工事を進めます。
このあたりが新築あがりの監督にはなれないところのようです。
自分で当たり前だと思っていることも、一般的な人には通用しないこともあります。
毎日顔を合わす居住者とのコミュニケーションもなれない人には大変みたいです。
苦情処理掛りのような仕事も含まれます。
ある意味サービス業に近い仕事ではあります。
大規模修繕工事の現場監督の適性
工事自体は、専門業者がいて工程表だけを渡しておけばだいたいスムーズに進みます。
居住者や職人さんとのコミュニケーションが取れる人に向いている仕事です。
資格も建築士や施工管理技士の資格が、担当する工事の規模により必要な場合もありますが、下請けとして担当する場合は無くてもできます。
大規模修繕工事の展望
マンションは定期的な修繕が必要です。
日本中にあるマンションが、10年ほどのサイクルで修繕を行います。
決して仕事はなくなりません。
また、画期的な修繕方法が今後開発されようと、やるのはもちろん工事業者です。
将来性のある仕事とだと思われます。
もし、今新築工事の現場監督で、転職を考えているなら大規模修繕工事を検討してください。
業界的にも、これからさらに伸びる分野です。
現在は、新築工事の現場監督に比べるといささか年収は低いです。
但し今後改善される余地はあります。
でも、無駄な残業もほとんどありませんし、自分次第でコントロールできることがほとんどです。
新築工事からきた人は、天国だといっていますよ。