転職の採用間近の面接で聞かれること

転職の面接での採用間近の質問の例

転職の面接の際、採用間近になるとよく聞かれる質問を紹介します。
予め質問を予想して対策をとっておきましょう。

まわりの人からの評価を教えてください

あなたの人間性や人間関係を知るための質問はよくされます。
これは自分を客観的に評価できる人間かどうかを判断するためです。
自己分析ができることで、自分の短所や長所も認識できているかの判断材料にもなります。
実際に採用された後のあなたの姿もそこに映し出されるので自己分析はしっかりしておきましょう。
入社後に良好な人間関係を構築できるか、業務を遂行できる人間かどうかを判断する材料となります。
また、自己アピールを同時に行うことが出来るのです。

他に受けている企業・業界は

あなたの転職活動状況を確認し、他社でどういった評価をされているか、あなたがその企業をどう位置付けしているかの確認を行うための質問です。
「他の会社も受けている」という回答は、特段問題ではありません。
気をつけないといけないのは、「他社が第一志望だ」という回答です。
採用するに値する人材であっても、採用を見送ることがあります。
必ず、採用を望んでいるのはその企業であることを述べましょう。
さらに、その他に応募した企業の業界や職種が変っている場合は、あなたの熱意が疑われることにもなりかねないので言わないほうが懸命です。

転職先の企業を選ぶ基準は

面接担当者は、あなたが業務を行う上で何が重要と考えているかを知ろうとします。
また、あなたが安定志向なのか、変化を求めてチャレンジする人かどうかも確認します。
これにより、あなたが転職先の企業に社風や方針に合致しているかどうかも確認したいのです。
企業を選ぶ指針に、一貫性がなかったり明確な理由をもっていない場合は、熱意を感じられないと判断されます。
自分が企業を選ぶ理由を明確にしておくことが大事なのです。

希望年収

現在の年収と希望年収を質問することで、自社で求める人材としてふさわしいかを見極めています。
あなたの希望する年収が転職先の企業の水準と合っているかを知ろうとします。
希望年収のレベルが高すぎる場合、たとえ優秀な人材でも採用を見送られることがあります。
逆に低すぎる場合は、あなたのスキルや能力に疑問を持たれてしまいがちです。
妥当な年収ベースを予め知っておくことが大事なのです。
これは、客観的に自分を評価できるかどうかという能力も問われているのです。

何か質問は

概ね最後に質問されることです。
業務内容などに不明な点があれば話しましょう。
とくに業務に関して質問することで熱意や意も感じられます。
できれば、何らかの質問を考えておいてください。
特にないということは避けたほうが懸命です。