待遇に魅力を感じたという志望動機はＮＧ？

待遇に魅力を感じたという志望動機はＮＧ？

転職の面接での志望動機で、待遇面の良さをあげる人がいます。
これは基本的にＮＧになります。
転職先の企業を査定するみたいで、印象はあまりよくありません。非常識です。
もし使うにしても、言い回しを考えておくことをお勧めいます。

自分の都合が良いことは言わない

企業が面接で確認するのは、企業に貢献してくれる人です。
儲けさせてくれる社員を採用します。
社員が儲けることは別問題です。
ことさら待遇面の良さに魅力を感じて転職を思い立ったとは言わないほうがいいでしょう。

転職先の企業が得られるメリットを話す

企業は、あなたを採用することでどんなメリットがあるか考えます。
なので、面接では、このメリットに焦点をあてて説明できるようにしておきましょう。
○○の経験が、転職先の企業で役立つ。
○○のスキルがあるので、何も知らない人より即戦力になる期間が短い。
こんな、企業側のメリットを挙げて、あなたを採用したいという気持ちを高めましょう。

待遇面に魅力を感じているなら言い回しを替える

自分の待遇面があがることで、家族への負担を軽減できることで、業務に集中できる環境ができ、結果的に仕事の達成度ががるなどという風に述べることで印象もかなり違ってくるのです。
但し、転職する企業の業務や商品などを事前にしっかりリサーチしておくことが必要です。
一方的な言葉では、独りよがりになってしまうからです。

企業の状況をしっかり把握する

待遇面の良さは、企業として他の同類の会社よりいいかどうかは知っています。
転職者を募集するのも、その良さがあってこそです。
募集内容もその辺がしっかり分かるように記載されています。
当然、転職志望者がそこを見て応募することも分かっています。
なので待遇が良いことを、志望動機の前面に出すのは決して得策ではありません。
面接担当者から聞かれるまでは、こちらから切り出さないほうが懸命です。