転職理由は不満を改善する手段

転職理由、志望動機、自己ＰＲ。
これらは、転職時に必要なそれぞれが考えなければいけないものです。
特に転職理由を、面接担当者に受けの良い言葉で用意する人が多いのです。
うわべだけの言葉で無難な言葉。
でも、深く追求されると返答できない。

現職の会社の評価に不満

現職の会社の評価に不満があり、自分を正しく評価してくれるシステムを持つ貴社を志望した。
これは、たぶん求人広告で「あなたをしっかり評価するシステムがあります」などと書いてあったからです。
でも、面接している企業では、そんなものがあるかどうかは知っているかどうかわかりません。
例え知っていても、どういうシステムなのか逆に聞かれたりします。
求人広告以上のリサーチをしていないと、その時点でそれ以上の説明ができません。
自分が話す言葉には、ちゃんと裏付けを取ってから反しましょう。

不満をまず第一に解消する為に転職する訳ではない

転職理由として、不満を解消するために会社を変わりたいという人が多いのです。
不満を解消するためだけに転職をすると言うことは、転職しても不満があればすぐにやめてしまうということ。
決して高い評価はされませんよね。
これは、言葉を変換することで評価の高い言葉になります。

転職の理由である不満を変換する

不満があって、その不満を解消した時の状態を転職理由にしましょう。
「給料が安いから転職する」⇒「自分をしっかり評価してもらって相応の給与をいただきたい」
「残業が多く、休日出勤も多いので転職する」⇒「しっかりと仕事をし、充実した休日で自己研鑽を行いたい」
など、同じ言葉でも相手に与える印象は違います。

転職をする理由は不満を解消する手段ではあることが普通です。
でも、それをストレートに言うよりも、それが実現した「なりたい自分」になるために転職するのだという、自分自身の意識変換を行うことが大事です。
同じ事を言っているのですが、意外と面接担当者には新鮮かもしれません。